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Histoire, Philosophie & Actualités

歴史について

バッグ製作を始める前から培っていた木工技術により作った木の飾りを用いて30年ほど前に小さなバッグを製作してみたのが、現在に至るまでのバッグ作りのきっかけでした。
それ以来、タイの麻布や民族衣装の布、日本の洋服地などのいろいろな素材でバッグを作る中で、自然素材の「木」と「布」がいかに調和するのかを実感し、オリジナルのバッグを作る楽しみに目覚め、これまでに様々なデザインに挑戦してきました。

20年ほど前に、大切にしまってあった母が昔着ていた着物に触れ、その美しさを再発見し、着物の魅力を生かしたバッグのデザインイメージがどんどん湧いてきました。
今ではバッグも木の持ち手も自由な発想でデザインし、それぞれの素材の良さを生かした個性的なバッグをひとつひとつ丁寧に手づくりしています。

コンセプト

私たちは木と布の調和を考えながら、独自の木の持ち手と布素材を合わせて、オリジナルバッグを作ることを目指しています。

バッグ作りに使用する布は、着物地や帯地、タイシルク、ローケツ染め麻布、綿など、様々な素材を使っています。
着物地や帯地は、最近では日本でも着る機会の少なくなった趣きのある着物や帯をリユースしています。
そこには、古いものを大切に扱うことにより、古き良き日本の文化を生活に取り入れて生かすことで、新しい魅力を生み出したいという強い思いがあります。
着物ならではの独特の柄や模様、鮮やかな色彩、また昔ながらの繊細かつ緻密な織りや染めの技術はとても素晴らしく、そこから生まれるバッグは個性的でどれもがほぼ一点ものです。
着物ならではのかわいらしさや美しさ、優雅で華やかな色遣い、落ち着きのある佇まいはバッグに仕立てても唯一無二の存在感を放ちます。

木の持ち手はデザイン、カット、彫刻、研磨、着色、塗装、仕上げまですべて手作業で行い、バッグ本体のデザインや縫製とともにそれぞれの職人が一点一点細部にまでこだわって専門知識を持って手づくりしています。
また、木の持ち手だけにとらわれることなく、布の雰囲気やバッグのデザインに合わせてがま口を用いたり、新しいジャンルのものにも取り組んでいます。

ひとつひとつの作業を丁寧に、大切に使っていただけるようにとの思いを込めて、これからもたくさんのバッグを作り続けていきたいと思います。